トイプードルの欠点10個|飼う前に知っておきたい正直な話
The Poodle Guide 編集部 · 更新日: 2026年7月20日

当サイトでは、トイプードルがいかに素晴らしい犬かをたくさんお伝えしてきましたし、編集部は本気でそう考えています。しかし、これから迎えようとしている方には、全体像を知る権利があります。ここでは、トイプードルの10の正直な欠点を、対策とセットでご紹介します。このリストを読んでもまだ待ちきれないなら、この犬種はきっとあなたにぴったりです。
1. トリミング代が生涯続く
抜け毛の少ないカールした被毛は部屋には優しいのですが、生涯伸び続けます。6〜8週間ごとのトリミングに1回5,000〜10,000円程度、これが14年以上続きます。自宅カットを覚えれば大きく節約できますが、ゼロにはできません。
2. 留守番が苦手
トイプードルを愛される存在にしている甘えん坊な性格には、裏の顔があります。練習を積んだ成犬でも留守番は4〜5時間が現実的な上限。対策なしのフルタイム外勤とは相性が悪く、分離不安はこの犬種で最も多い問題行動のひとつです。
3. 警戒心が強く、吠えやすい
トイプードルは何でも報告します。宅配便、隣の家のドア、落ち葉一枚まで。一貫したしつけをしないと慢性的な吠え癖に育ち、あなたにもご近所にもストレスになります。マンション住まいなら特に要注意です。
4. 体が小さく、壊れやすい
体重2〜4.5kgの犬は、はしゃぎ盛りの幼児や大型犬の遊び相手には向きません。力加減を知らないハグ、ソファからのジャンプ、足元での接触事故。頑丈な犬種なら平気な場面でも、トイプードルではケガにつながりやすいのです。小さな子どもがいるご家庭には、ひと回り丈夫なミニチュアプードルのほうが合うことも多いでしょう。
5. 退屈がそのまま問題行動になる
世界で2番目に賢い犬種を家に迎えるということは、毎日頭を使う時間を提供するということです。退屈したトイプードルは自分で仕事を探し、それは吠え、破壊、落ち着きのなさとなって現れます。1日10分の知育タイムはおまけではなく、基本的なニーズです。
6. 犬種特有の健康リスク
基本的には健康ですが、小さな体には注意点が伴います。弱い膝関節(膝蓋骨脱臼=パテラ。手術になれば片膝で数十万円かかることも)、歯のトラブル、寒さへの弱さ。検査を行うブリーダー選びと日々のケアで多くは防げますが、継続的な気配りが必要です。
7. 迎えるときの価格が高い(そして安い道は罠)
信頼できるブリーダーからなら20万〜50万円程度、加えて初期用品にも数万円かかります。「格安」の子犬の誘惑こそが、パピーミルと悪質な流通を存続させている当のものであり、そうした子犬はほぼ確実に、後の治療費で高くつきます。
8. 良いブリーダーには予約待ちがある
きちんとしたブリーダーでは、数か月から1年程度の待ち時間を見込む必要があります。それ自体は品質の証ですが、「明日にでも子犬が欲しい」人には欠点であり、多くの人が結局悪質な業者に流れてしまう理由でもあります。
9. 飼い主の気分にも、寒さにも敏感
トイプードルは飼い主の心を完璧に読みます。だからこそ繊細で、ピリピリした家庭環境や強い叱責は深く響きます。体も同じで、アンダーコートのないシングルコートの被毛では、冬の服はファッションではなく必需品です。
10. 長生きする(そう、それも欠点になりうる)
トイプードルの平均寿命は14〜16歳、長寿例は18歳に及びます。素晴らしいことですが、裏を返せば14年以上にわたる責任、旅行の調整、トリミング代、介護があるということ。その覚悟に自信が持てないなら、その正直な問いは5年後ではなく、今立てるべきです。
これらの欠点が問題にならないのは、どんな人?
在宅時間が長い方や犬をどこへでも連れて行ける方、遊び・しつけ・被毛ケアに時間をかけたい方、そして長い年月のパートナーを探している方です。当てはまると感じたら、トイプードルの性格とお迎えガイドへ読み進めてください。長所は、欠点に負けないくらいたくさんあります。
まとめ
- 大きな欠点は、トリミング代、留守番の苦手さ、吠えやすさ、体の弱さ、迎えるときの価格。
- ほとんどの欠点は、しつけ・ケア・良いブリーダー選びでコントロールできる。
- 終日家を空ける生活や、はしゃぎ盛りの幼児がいるなら、別の犬種かミニチュアプードルを検討。
- 欠点を知ったうえで受け入れられるなら、最高の小型犬との暮らしが待っている。



